【慣例温泉山行(湯俣温泉)】  2006年10月8・9日
メンバー:こばちゃん ヒロちゃん たかちゃん

1日目 10月8日(雨後曇り)
すっかり毎年慣例となった紅葉・温泉・宴会の中味の濃い山行がやってきた。
山行なんて言うと聞こえが良いけど、単に酒と旨い物を持って、温泉に浸かり、山奥で宴会をしたいだけなのだが。
定番の場所が「白馬鑓温泉」、昨年の雲上野天風呂の朝湯のビールが忘れられないが・・・・ところが
何とした事か猿倉線が大雨の為「通行止」暫し思案の3人だけど、温泉と旨い酒を求めて「湯俣温泉」に決定。3時間弱の歩き・・なんて調度いい(風邪気味の僕には)

鑓温泉(2005年10月)

鑓温泉と烏帽子岩(2005年10月

いざ湯俣温泉へ(高瀬ダム)

林道から遊歩道に良い雰囲気

名無小屋で昼食(立派な避難小屋)

湯俣晴嵐荘遠望

七倉からタクシーで高瀬ダムに、「山は荒れて遭難もあった事だし、お気を付けて」の声を後に、コンビニで値踏みした(420円)の傘を片手に、退屈な林道歩きを開始。
バックウヲーターから暫くで遊歩道に入る。ダムから1時間30分程で名無小屋でカップ麺の昼食、ストーブ・燃料も揃った立派な避難小屋だ。
「あの角を曲がると湯俣が見えるよ」とこばちゃん。3つ程曲がっても何も見えない、そろそろ腹が立って「うそばっかり!」と言おうと思ったら、やっと遠くに晴嵐荘が見えてきた。
受付を済ませ、世話好きなオヤジさんの指示で、野天風呂の近くに幕営地を確保する。荷物を整理して、周りの女性の目を気にしながら(約2名は無頓着)ビール片手に乾杯!

湯俣晴嵐荘

幕営場所と野天風呂

野天風呂でご機嫌

暮れていく湯俣幕営地

雨もあがり、気持ち良く野天風呂にも入り、いよいよ宴会ムードに突入する。
小屋番のお手伝いの、綺麗なお姉さん(○橋)から差し入れも頂き、感激のオジン3人組み。
食担ご用達のキムチ鍋を、カルビー焼きながら煮込み、満足した3人の顔顔・・・・。
酒担調達の純米酒「真澄」は酔うほどに心地よく、「そんなに必要無い・・よ」と言った人程多く飲んで、翌日の歩きの心配もないせいかダウン寸前。装備担当の4人用テントが贅沢空間だ。
「酩酊者の入浴」は厳禁、ましてや高齢者に近い人も居るのに「酔った後の暑い風呂は最高」なんて言いながら、晴嵐荘の内風呂に行ってみる。
誰もお客がいないのを幸い、カラオケ大会が始まってしまった。お隣のご婦人風呂から非難らしい会話が聞こえたけど、諦めて出て行ってしまったようだ。(拍手はなかった)
他愛無い3人を笑うように月が輝き、満天の星が明日に希望を持たせ、1日目の夜が深けていった。

2日目 10月9日(晴れ)
昨日の雨模様から一転して快晴の青空が拡がる。こんな時は文章なんて要らない。
北鎌からの槍ヶ岳、初冠雪の穂先、初めて見たような景色が目の前に拡がった。

朝食の準備中(新米を炊くヒロちゃん)

朝の目覚め(尾根に陽が当たる)

槍ヶ岳遠望

湯俣川を眼下に

景色に足が止まる2人

展望台(1640m)から裏銀座稜線
澄んだ青空と初冠雪という好条件に、展望台まで幾度も足が止まる。
展望台では小1時間も飽きることなく、その景色に酔いしれてしまった。

裏銀座ズーム(三俣蓮華方面)

槍ヶ岳ズーム(北鎌尾根越に)

紅葉と槍ヶ岳

湯俣川取水口(堰堤)

この美しい景色の何処かに、今現在遭難と戦っている人達がいると思うと、やはり此の景色の中には魔物が住んでいるのかも知れない。竹村新道の登山口の「逝った人達に祈りを 行く人達に願いを」の戒めを思い出す。この湯俣を中心に幾多の登山家が、冬季の北鎌の魅力に惹かれ逝った事か・・・。
暫しの展望を楽しみ、登山口に戻り「墳湯丘」に行ってみる。冷たい水に渡渉を諦め、河原で暫しの足湯を楽しんだ後、あまり物の余りで雑炊を作り湯俣を後にする。

 

竹村新道・槍ヶ岳北鎌尾根への道標

竹村新道入口

足湯で満足の2人
 

北鎌尾根への入り口(伊藤新道)
 

下山開始 (七倉方面)
 

サラバ!槍ヶ岳
 

名残惜しげに林道を行く

無事高瀬ダムサイトに到着
 
「通行止」という要因はあったけど、もしそれが無かったら「鑓温泉」に行ったか?。下山して見た白馬方面は、鑓温泉辺りまで雪景色だった。ましてや翌日の快晴は期待できたし・・。翌朝の景色を想像したら、その誘惑に勝てなかったかも知れない。
 帰る途中、夕日に染まる後立山連峰を眺めながら、山に魅せられた自分の不幸を憎んだ。(嘘)



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