【もと姫1DayアタックIN「前穂高岳」】    2007年10月13日(土)晴れ
 ・・・のつもり

メンバー:もと姫&たか

「涸沢の紅葉が見たい」と先週から騒ぐもと姫。
時間がとれないから日帰りならと妥協案のたか。 地図を見ていたもと姫
「此処なら近そう!此処に行こう」。指先を見ると前穂高岳の「紀美子平」。 自分の体力、難易度等全然関係ない我が家のもと姫。
「なんで?」と聞いたら「だって紀美子平なんてロマンチックじゃあない」
「う〜ん、・・・」
暫し沈黙後「行けるだけ行くか」と決定。上高地の喧騒の中、梓川沿いに歩くより余程良いか。
上高地バス亭
朝の上高地バス停
明け方の沢渡にやって来ると、まだ意外と静かだ。
・・・と思ったのは間違いで、バスが上高地に着くと吃驚。すでにバス停の前の広場は登山者で一杯。河童橋まで来ると、大勢の観光客が穂高連峰を眺めてる。
橋を渡り川沿いの明神への道を大勢の人と歩く。
お決まりの焼岳
お決まりの焼岳
今晩のおかずを探すもと姫
今晩のオカズを探すもと姫
定番の梓と穂高連峰
定番の梓と穂高連峰
岳沢への登山口
岳沢への登山口
途中から前穂高への登山道に入る。
今までの喧騒が嘘のようなシラビソの林の中を穏やかに登って行く。
「静かね〜空気が美味しい」と満足そうなもと姫。
膝が痛み始める
膝が痛み始める
30分も歩かないうちに
「ちょっと、ちょっと待って!」のもと姫。
どうも持病の膝が痛むらしい。本日の1Dayアタックも此処までか?
太い足にサポートをあてて暫し休憩後、再度歩き出す。前を歩くのを変わり、ゆっくりしたペースを取ることにスル。
もと姫が前を歩くと自分の実力も考えないで早くなり、そしてダウンするのだ。
西穂高の稜線が見える
西穂高の稜線が見える
景色満足でご機嫌
景色満足でご機嫌
振り返ると乗鞍
振り返ると乗鞍
左側に岳沢のゴロゴロした白い河原が見えると、西穂の稜線が見える。振り返ると六百山の後ろに霞沢岳、そして乗鞍山塊が見える。
「わあ〜綺麗!」
嬉しそうな声をあげるもと姫の為に長めの休憩をとる。それにしても静かだ、行き会ったのは大きな荷を担いだ登山者数名と若いカップル2組と家族連れだけ。
上高地をたった30分離れただけで、こんな静かな場所があるなんて貴重だな。

もと姫の提案に感謝しなければ。
西穂稜線ズーム
西穂稜線ズーム
見上げる先は?
見上げる先は?
天狗のコルか
天狗のコルか
天狗のコルズーム
天狗のコルズーム
こんな表示が10まで
こんな表示が10まで
暫し休憩後、きつくなった登山道をガレた河原を横切りナナカマドのトンネルを行く。
残念な事に葉が焼けて、すでに茶色くなってしまってる。やはり今年の紅葉は今一か。
左にトラバース気味になると、前穂の吊尾根が迫力たっぷりに迫ってくる。
そして河原の台地に岳沢ヒュッテの石垣が見える。
岳沢ヒュッテが見える
岳沢ヒュッテが見える
岳沢ヒュッテ
岳沢ヒュッテ
前穂吊尾根
前穂吊尾根
上高地が眼下に
上高地が眼下に
機嫌直して記念写真
機嫌直して記念写真
上高地を出発してゆっくり3時間経っている。もと姫の口調も静かになる頃岳沢に到着する。

「水水・・」とさかんに水を要求する。
「やっと紀美子平?」と水を飲みながらもと姫。
「う〜ん・・・」何も言えず黙り込む。
「ここで休もう」

いよいよ事実を話すときがやってきたのだ!


10人程居る登山者の前を通り、静かなヘリポートの方に休み場所を求める。
「もとちゃん、実は・・・紀美子平はも〜っと上で、ここは岳沢ヒュッテなんだよ」
眼前に迫る吊尾根の上部を指差し、もと姫に伝える。
「何処?あそこの少し緑色になってる所?なんだ近そうじゃあない。」
上高地は遥か下に見えるけど、垂直に近い稜線は近くに見えるらしい。
「でもまだ此処から多分4時間以上はかかるよ。それに岩場ばかりだよ」と説得する。
ご機嫌のあまり一口
ご機嫌のあまり一口
やっとあきらめ、それでも満足のもと姫、この美しい景色を楽しんでいる。
確かに素晴らしい景色だ、西穂の稜線から天狗のコルが間近。
奥穂の稜線から吊尾根、キラリと稜線で光るのは登山者の持つ銀のマットか?
そしてごろ寝
そしてごろ寝
霞沢岳が惜しげもなく全容を見せている。乗鞍が堂々として立派だ。
紅葉真っ最中で、正に山が燃えている。災難続きの岳沢ヒュッテだけど、何時の日か再建される事を祈りたい。
すっかり景色に寄ったもと姫、飲めないビールを一口飲んでヘリポートでごろ寝。
ヘリで危うく回収されるか?
ヘリであやうく回収されるか
やってきたヘリの音に吃驚して飛び起き

「私を回収に来たかと思った!」
ガッツポーズ
ガッツポーズ
名残惜しいけど帰ります
名残惜しいけど帰ります
きのこが陽に当たり綺麗
きのこが陽に当り綺麗だ
岳沢の風穴を覗く
岳沢の風穴を覗く
明神の遊歩道で
明神の遊歩道で
遊歩道を帰る
遊歩道を帰る
喧騒の河童橋
喧騒の河童橋
竜島温泉せせらぎの湯
竜島温泉せせらぎの湯
こうしてもと姫奮起の「1Dayアタック前穂高岳」の計画はもろくも3時間にして続行不能となり、後は唯素晴らしい景色に酔いしれ優雅な時を過ごすのみとなった。
でも、往復5時間程のコースは、上高地の喧騒を嫌うハイカーにお勧めの穴場コースだ。
名残惜しい穂高の稜線を後に、来た道をゆっくり下る。そして、再度朝よりごった返す上高地を逃げるようにバスに乗り駐車場に避難。まだ陽の高い中「せせらぎの湯」のヌルヌル湯でのんびりしました。

帰りの車の中での言葉がちょっと気になったけど。
「ねえ〜槍ヶ岳って日帰りできるの?」・・・・・・・懲りないもと姫。

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