錦秋の「北岳」を歩く 2008年10月4〜5日(晴れ)

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  Kunio&たか
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yukiyama

昨年計画倒れとなった南アルプス「北岳」山行、2人が都合取れるのがこの日しかないという事で諸事に優先して計画する。
当初は白根3山縦走を目論んだが、ゆっくり紅葉の北岳だけを満喫したいという事で優雅な山行となった。
学生時代何度と通った場所で、当時は夜叉神峠から広河原への長い林道歩き。 便利になったもので芦安から、シャトルバスで40分程で北岳の登山口に着いてしまう。 当時はどんなに頑張っても、白根御池小屋までが精一杯だった。 確かにこれなら北岳日帰りはそんなに無理な行程でないかも知れない。
さすが南アの盟主、広河原登山口は多くの登山者で賑わってた。トイレも長い列が並んでいる。 これでもかという青い空に、北岳の勇姿がバットレスを控えて聳えているのを見ると登行意欲が湧いてくる。 広河原山荘で登山届を出し、大樺沢に沿って歩き出す。

広河原山荘6:43---大樺沢二俣10:35---13:05八本歯のコル13:42---15:37北岳16:28---肩の小屋17:03
(*休憩時間を含みますが時間は参考になりません)


紺碧の空に北岳が見える
紺碧の空に北岳が見える

穏やかな大樺沢沿いに登って行くと、白根御池からの二俣に着く。 此処まで来るとバットレスが至近の距離で圧倒的に目前に見える。
急ぐ事もないので、お湯を沸かし簡単な朝食を食べる事にする。
大勢の登山者が休んでいる。大樺沢の汚染で話題になったバイオトイレが設置してある。


朝の広河原
朝の広河原
誰が積んだか釈迦如来像
誰が積んだか釈迦如来像
大樺沢を行く
大樺沢を行く

バットレスが近づく
バットレスが近づく

大樺沢二俣
大樺沢二俣
二俣のバイオトイレは有料です
二俣のバイオトイレは有料です

二俣から傾斜が増し、僅かに残る雪渓を見ながら鳳凰山が目の高さになる頃、幾つもの梯子を越え八本歯のコルに着く。 稜線のコルからは間ノ岳がデーンと大きな山容を見せている。

昔山仲間と雨にたたかれ、強風とガスの中広い山頂で迷いそうになった事を昨日のように思い出す。
此処から1時間30分程だけど、間近のバットレスに見とれながら、パンをかじりながら長い休憩。



八本歯のコルに向かう
八本歯のコルに向かう

鳳凰三山が見える
鳳凰三山が見える

ナナカマドの大きな赤い実
ナナカマドの大きな赤い実
疲れが少し出てきました
疲れが少し出てきました
右手にバットレスを見ながら
右手にバットレスを見ながら

甲斐駒ケ岳も勇姿を表す
甲斐駒ケ岳も勇姿を表す

八本歯のコル
八本歯のコル
梯子の連続です
梯子の連続です
間ノ岳が大きく、残念だが逆光気味
間ノ岳が大きく、残念だが逆光気味

4尾根に数人のクライマーが見える。呼び交す声まで聞こえてくる。4尾根は比較的に楽に登れると聞いてはいるが、もう此の年では遅すぎるかな?

クニオも高い所大好き人間だったけど、山での滑落事故以来吃驚するほど慎重になった。
完全に老齢化する前に、今年の冬はクライミングジムでも通おうかなと2人で夢を馳せる。


日本第二の高峰「北岳」の頂上から富士山を眺め、大きな山容の仙丈と特異な山容の甲斐駒を眺め
ゆっくりし過ぎて夕暮れが近づいた頃、急いで肩の小屋を目指す。


4尾根マッチ箱当たりを突撃中のクライマー達
4尾根マッチ箱当たりを突撃中のクライマー達

北岳山頂も間近
北岳山頂も間近

富士山に次いでの高嶺に到達
富士山に次いでの高嶺に到達

お地蔵さんも富士を拝んでいた
お地蔵さんも富士を拝んでいた

甲斐駒ケ岳が印象的です
甲斐駒ケ岳が印象的です

今日の寝場所の肩の小屋が見える
今日の寝場所の肩の小屋が見える

外で夕飯のうどん煮込みを
外で夕飯のうどん煮込みを
夕陽を見ながら
夕陽を見ながら
陽が落ち北岳に三日月が
陽が落ち北岳に三日月が


小屋は素泊まりでお願いして、夕陽の沈む景色を見ながら暖かいうどんを食べる。

ちょこっと持ってきたウイスキーを飲みながら、1畳に2人の寝床に潜り込んだ。

夜中にトイレに入っていたら、鍵をかけるのを忘れてその最中に開けられてしまった。
「キャーッ!」って叫ばれたけど、こっちの方が「ぎゃあ〜」って叫びたかった。(ヘッデンの灯りがついていたんだけどなあ〜)



北岳肩の小屋6:58---小太郎山分岐7:26--8:52白根御池小屋9:33---10:58広河原山荘 (*休憩時間を含みます)

陽ご来光を待つ肩の小屋
ご来光を待つ肩の小屋


翌5日は4時間程の行程、急ぐ事もないので遅くまで寝ている。
途中、日の出の時間だけ起きて、写真を撮りに外に出てみる。 再び寝床に戻り横になる。
周りの人が居なくなり、やっとのびのび寝られる。

簡単な朝食後の出発で、草紅葉の稜線を小太郎尾根の分岐に向かう。 稜線からすっかり枯れたお花畑を通り二俣を眼下にみて、錦秋の紅葉の中を白根御池小屋に向かう。


草滑りから御池が見えるとまもなく白根御池小屋。 此の場所も懐かしい場所だ。
当時は粗末な小屋が建っていたけど、現在は村営の立派なロッジだ。 なんとトイレも水洗で、水道の蛇口が何個もついている。汚れた顔を洗い丁寧に歯磨きをする。
広河原からの急登がなければ、多くの人でもっと賑わう事だろうに。

しかし昔も今も同じで、こんな気持ちの良いテントサイトはそんなにないだろうな。 あんまり居心地が良いので、またもや時間を取りすぎ、昼頃のバスに乗るため急いで下山する。



陽が登る
陽が登る

朝焼けの富士山
朝焼けの富士山

朝の稜線から甲斐駒、八ヶ岳
朝の稜線から甲斐駒、八ヶ岳に陽が登る

仙丈が大きく
仙丈が大きく

お花畑の紅葉
お花畑の紅葉

大樺沢二俣方面の紅葉
大樺沢二俣方面の紅葉

アイ北岳と紅葉
北岳と紅葉
草滑りを下る
草滑りを下る
白根御池天場と北岳
白根御池天場と北岳

白根御池小屋
白根御池小屋
大樺沢ルートとの分岐
大樺沢ルートとの分岐

広河原山荘で乾杯
広河原山荘で乾杯

40年振りの北岳は、あの時と同じく素晴らしい山でした。

随分簡単に登れるようになり、当時の難所の八本歯も立派な梯子が随所にある。

仲間と大樺沢で雪渓遊びをしたり、グリセードの練習をしたのが懐かしい。

次回は再度三山縦走から奈良田までの道を訪ねてみたいものだ。


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